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【2025年最新】後払い決済アプリおすすめ25選|審査・手数料からメリットを解説

2025/10/9
EC・通販・ネットショップ顧客体験業務効率化

「後払い決済アプリを使いたいけれど、種類が多すぎてどれが自分に合うかわからない…」と感じていませんか?

この記事では、専門家が25種類もの後払い決済サービスを「審査の通りやすさ」や「手数料」、「ポイント還元率」などの観点から徹底比較し、あなたに最適なアプリを厳選して紹介します。

記事を最後まで読めば、後払い決済のメリット・デメリットを完全に理解でき、ご自身のライフスタイルにぴったりのサービスを見つけて、より賢く買い物を楽しめるようになります。

まずは結論! あなたに最適な後払い決済がわかる目的別比較

「後払い決済」と一言でいっても、サービスごとに特徴は様々です。「結局、自分にはどれが合っているの?」と感じる方も多いのではないでしょうか。

以下では、目的や重視するポイントから最適なサービスがすぐに見つかるよう、代表的な後払い決済アプリを一覧表にまとめました。まずは比較表で全体像を掴み、気になるサービスを見つけてみてください。

タイプサービス名特徴手数料(支払い方法による)ポイント還元こんな人におすすめ
チャージ不要型Paidy(ペイディ)メールアドレスと携帯番号だけで即時利用開始。3回までの分割払いが手数料無料。コンビニ払い: 390円(税込)なしクレジットカードを使わずに、すぐに後払いを始めたい方
チャージ不要型atone(アトネ)お買い物でポイントが貯まる唯一の後払いサービス (NPポイント)。コンビニ払い: 190円(税別)200円で1ポイントお得にポイントを貯めながら後払いを利用したい方
チャージ不要型NP後払い業界シェアNo.1で利用可能店舗が豊富。独自の与信で高い通過率を誇る。サービスによる200円で1ポイント幅広い通販サイトで安心して後払いを使いたい方
ポイント高還元型PayPayクレジット基本還元率1.0%、Yahoo!ショッピング利用で最大5%など高いポイント還元率が魅力。無料1.0%~PayPayを普段から利用し、効率よくポイントを貯めたい方
ポイント高還元型d払いdポイントが貯まり、ドコモの携帯料金と合算して支払いができる。無料0.5%~1.0%ドコモユーザーやdポイントを貯めている方
独自審査型メルペイスマート払いメルカリの利用実績等に基づく独自のAI審査。利用上限額を自分で設定可能。コンビニ払い:200~880円なしクレジットカードの審査に不安があるメルカリ利用者
独自審査型バンドルカード審査・年齢制限なしで誰でも作れるVisaプリペイドカード。後払いチャージ機能「ポチっとチャージ」あり。チャージ方法によるなし使いすぎを防ぎつつ、審査なしで後払いを試したい方

以下のセクションでは、比較表で紹介したサービスをタイプ別に分け、メリットや使い方をさらに詳しく解説していきます。

【タイプ別】後払い決済アプリ・サービスおすすめ7選

数ある後払い決済のなかから、ニーズに合ったサービスが見つけやすくなるよう、特におすすめの7つのサービスを3つのタイプに分類しました。

  • チャージ不要型
  • ポイント高還元型
  • 独自審査型

以下では、詳しく解説していきます。

1. 【チャージ不要型】登録が簡単ですぐに使える後払い

チャージ不要型は、事前の入金が必要なく、クレジットカードのように使えるのが特徴です。 メールアドレスや電話番号の登録だけで始められる手軽さから、後払いが初めての方や、すぐに買い物をしたい方に支持されています。

Paidy (ペイディ)

Paidyは、メールアドレスと携帯電話番号だけで、最短5分で登録が完了し、すぐにネットショッピングで使える手軽さが最大の魅力といえるでしょう。 このサービスは、クレジットカード情報を入力する必要がなく、セキュリティ面で安心感を持ちたいユーザーに適しています。

例えば、AmazonやQoo10など70万店舗以上で利用でき、支払いは翌月10日までにコンビニ払いや銀行振込、口座振替から選べます。 さらに、手数料無料で3回の分割払いができる「3回あと払い」は、少し高価な商品を購入する際のハードルを下げてくれるため、計画的な買い物をサポートします。

atone(アトネ)

atoneは、お買い物をするたびにポイントが貯まる、お得感を重視する方に最適な後払い決済サービスです。 運営会社は後払い決済のパイオニアであるネットプロテクションズで、クレジットカードが不要な点はもちろん、利用代金200円につき1ポイントが貯まり、次回以降の支払いに使える点が大きな特徴といえます。

アプリのダウンロードとSMS認証だけで簡単に利用を開始でき、支払いは翌月にまとめて行います。 カード情報の入力に抵抗があるけれど、ポイントも賢く貯めたいというニーズに応えるサービスです。

NP後払い

NP後払いは、日本で最初にリスク保証型の後払い決済を始めた業界のリーダーであり、その圧倒的な導入店舗数と信頼性が強みです。 20万店舗以上で導入されており、ファッションからコスメ、食品まで、あなたが利用したい多くのオンラインストアで選択肢として見かけるでしょう。

商品を受け取ってから全国のコンビニや郵便局、銀行、LINE Payで支払いができる安心感と、95%という高い与信通過率が、幅広い層のユーザーに支持される理由です。 初めての通販サイトでも安心して買い物をしたいと考える方に適した決済手段と言えます。

2. 【ポイント高還元型】お得に買い物をしたい方向けの後払い

「日常の買い物を少しでもお得にしたい」という方には、ポイント高還元型の後払い決済がおすすめです。 決済するだけでポイントが貯まり、そのポイントを次回の支払いや他のサービスに利用できます。

PayPayクレジット(旧あと払い)

Pay Payクレジットは、キャッシュレス決済のPayPayと連携し、いつでも1.0%の高いポイント還元を受けられる点が最大のメリットです。 年会費は永年無料で、申し込みから最短7分で利用開始できるスピード感も魅力といえるでしょう。

PayPay残高へのチャージが不要で、利用した金額は翌月まとめて支払うことができます。 普段からPay Payを利用している方であれば、支払い方法をPayPayクレジットに設定するだけで、より効率的にPayPayポイントを貯めることが可能になります。

d払い

d払いは、NTTドコモが提供する決済サービスで、ドコモユーザーにとって特に利便性が高いのが特徴です。 利用金額100円(税込)ごとにdポイントが1ポイント貯まり、貯まったポイントは携帯料金の支払いや加盟店での買い物に利用できます。

支払いを月々の携帯料金とまとめる「電話料金合算払い」が可能なため、支出管理がしやすい点も支持されています。 ドコモユーザーでなくてもdアカウントがあれば利用できますが、携帯料金との連携を考えると、特にドコモを使っている方におすすめのサービスです。

3.【独自審査型】クレジットカード審査に不安がある方向けの後払い

過去の経験などからクレジットカードの審査に通るか不安な方でも、後払い決済を利用できる可能性があります。 ここでは、金融情報だけでなく多角的なデータを用いて審査を行う「独自審査型」のサービスを紹介します。

メルペイスマート払い

メルペイスマート払いは、フリマアプリ「メルカリ」の利用実績などを基にした独自のAI与信が特徴で、従来の審査に通りにくかった方でも利用できる可能性があります。 メルカリアプリ内で完結し、当月の購入代金を翌月にまとめて支払う仕組みで、チャージ不要で利用できます。

利用上限額は過去のメルカリでの取引実績などに応じて変動し、自分で上限を設定することも可能です。 メルカリの売上金を支払いに充当することもできるため、特にメルカリを頻繁に利用する方にとって非常に親和性の高いサービスといえるでしょう。

バンドルカード

バンドルカードは、「誰でも、すぐに、安全に」をコンセプトにしたVisaプリペイドカードで、審査や年齢制限なしでアプリから即時発行できます。 「ポチっとチャージ」という機能を使えば、必要な金額を後払いでチャージし、すぐにオンラインや実店舗での支払いに利用可能です。

チャージした分しか使えないプリペイド式のため、使いすぎを防ぎたいという方に最適です。 クレジットカードを持つことに抵抗がある学生や、まずはお試しで後払いを使ってみたいという方の最初の1枚としておすすめできます。

以下の記事では、オンライン決済についてより詳しく解説しています。

【利用シーン別】後払い決済アプリ・サービスおすすめ18選

後払い決済は、どのサービスを選ぶかだけでなく、「どこで、どのように使いたいか」も重要な選択基準です。

以下では、ライフスタイルや買い物シーンに合わせて最適なサービスが見つかるよう、代表的な4つの利用シーン別におすすめのサービスを紹介します。

  • キャリア決済
  • 大手通販サイト
  • プリペイドカード型
  • その他

買い物スタイルにぴったりの決済方法を見つけて、毎日をもっとスマートで快適にしましょう。

1. 【キャリア決済】携帯料金とまとめて支払える後払い4選

キャリア決済は、毎月のスマートフォン利用料金と購入代金を合算して支払えるため、支出管理が非常にシンプルになるのが最大のメリットです。 普段お使いの携帯キャリアが提供するサービスを選ぶだけで、新たな登録手続きやクレジットカード情報は不要であり、手軽に後払いを始めたい方に最適です。

サービス名特徴手数料ポイント還元
d払い(ドコモ)ドコモの携帯料金と合算可能。dポイントが貯まる・使える。原則無料0.5%~
auかんたん決済au/UQ mobileの通信料金と合算。Pontaポイントが貯まる。原則無料Pontaポイントが貯まる
ソフトバンクまとめて支払いSoftBank/Y!mobileの料金と合算。PayPay残高へのチャージも可能。原則無料PayPayポイントが貯まる
楽天モバイルキャリア決済楽天モバイルの利用料金と合算。Androidユーザー向け。原則無料楽天ポイントが貯まる

d払い(ドコモ)

d払いは、NTTドコモが提供する決済サービスで、ドコモユーザーであれば設定が簡単で、すぐに利用を開始できます。 最大の利点は、購入代金を月々の携帯電話料金と一緒に支払える「電話料金合算払い」が可能なことです。

これにより、支払いを一つにまとめることができ、家計管理が容易になります。 また、決済ごとにdポイントが貯まり、それを支払いに充当することもできるため、ドコモのサービスをよく利用する方にとってはお得な選択肢と言えるでしょう。

auかんたん決済

auかんたん決済は、au、UQ mobile、povoのユーザーが利用できる便利な決済サービスです。 ネットショッピングなどの代金を通信料金と合算して支払えるため、クレジットカード番号の入力が不要で、セキュリティ面でも安心して利用できます。

利用時には暗証番号の入力が必要で、使いすぎを防ぐために利用上限額を設定することも可能です。 貯まったPontaポイントを支払いに使えるなど、auの経済圏を頻繁に利用するユーザーにとってメリットが大きいサービスです。

ソフトバンクまとめて支払い

ソフトバンク・ワイモバイルのユーザーなら、「ソフトバンクまとめて支払い」でスマートフォンやPCでの購入代金を携帯料金と合算できます。 このサービスの便利な点は、PayPay残高へのチャージにも対応していることです。

後払いでチャージしたPayPay残高を使えば、実店舗での支払いにも間接的に後払いを利用できるため、利用シーンが大きく広がります。 

楽天モバイルキャリア決済

楽天モバイルキャリア決済は、楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)のAndroidユーザー向けのサービスで、Google Playストアでの購入代金を楽天モバイルの利用料金と合算して支払えます。 アプリや映画、電子書籍などのデジタルコンテンツの購入に便利です。

利用金額に応じて楽天ポイントが貯まるため、楽天ポイントを積極的に貯めているユーザーには特におすすめです。 ただし、iPhoneユーザーは利用できない点に注意が必要となります。

2.【大手通販サイト】 AmazonやZOZOで使える後払い5選

AmazonやZOZOTOWNといった大手通販サイトでは、サイト独自の決済サービスや提携している後払いサービスを利用することで、よりスムーズにお買い物を楽しむことができます。 これらのサービスは、そのサイトでの利用に特化しているため、親和性が高く、限定キャンペーンなどが実施されることもあります。

サービス名主な利用可能サイト特徴
Paidy (ペイディ)Amazon, Qoo10などメールとSMS認証だけでOK。3回あと払いが手数料無料。
メルペイスマート払いメルカリ、対応ECサイトメルカリの売上金やポイントを支払いに利用できる。
ZOZOTOWNツケ払いZOZOTOWN商品到着後に支払い。手数料は1回330円(税込)。
Yahoo! ゆっくり払いYahoo!ショッピング商品到着後に支払い。利用には審査が必要。
楽天後払い決済楽天市場,楽天ブックス楽天の各種サービスで利用可能。楽天ポイントが貯まる。

Paidy (ペイディ)

Paidyは、AmazonやQoo10をはじめとする多くの大手ECサイトで導入されており、その汎用性の高さが魅力です。 メールアドレスと携帯電話番号があれば、クレジットカードがなくてもすぐにネット決済を始められます。

特に注目すべきは、手数料無料で利用できる「3回あと払い」機能です。 高額な商品でも月々の負担を抑えながら計画的に購入できるため、賢く買い物をしたいユーザーに支持されています。

メルペイスマート払い

メルペイスマート払いは、フリマアプリ「メルカリ」での利用に最適化された後払いサービスです。 メルカリでの買い物はもちろん、メルカリの売上金やポイントを支払いに充当できるため、メルカリユーザーにとっては非常に経済的です。

メルカリの利用実績に基づいた独自の審査を行うため、他の後払いサービスが利用できなかった人でも使える可能性があります。 アプリで利用状況を簡単に確認できる手軽さも人気の理由です。

ZOZOTOWNツケ払い

ZOZOTOWNツケ払いは、日本最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」で洋服やアクセサリーを購入する際に利用できる独自の後払いサービスです。 注文した商品が手元に届き、試着してから支払いができるため、「サイズが合うか心配」「思っていた色と違ったらどうしよう」といったオンラインでの購入の不安を解消してくれます。

支払い期限は注文日から最大2ヶ月後と余裕があり、給料日前に欲しい服を見つけたときに非常に便利です。

Yahoo! ゆっくり払い

Yahoo! ゆっくり払いは、Yahoo!ショッピングやPayPayモールでのお買い物で利用できる、比較的新しい後払いサービスです。 注文から2ヶ月以内に、好きなタイミングでコンビニ支払いができる自由度の高さが特徴となっています。

商品を確認してから支払いができるため、初めて利用するストアでも安心して買い物ができます。 ただし、利用には都度の審査があり、利用上限額も設定されています。

楽天後払い決済

楽天後払い決済は、楽天市場や楽天ブックスなど、楽天グループのサービスで利用できる後払い方法です。 商品到着後に送られてくる請求書で、コンビニや銀行で支払いを行います。

楽天のサービスなので、もちろん楽天ポイントが貯まり、使うこともできます。 普段から楽天市場でよく買い物をする方で、クレジットカードを使わずに商品を確認してから支払いたいという場合に便利な選択肢です。

3. 【プリペイドカード型】使いすぎを防ぎたい方向けの後払い5選

プリペイドカード型は、あらかじめチャージ(入金)した金額の範囲内でのみ利用できるため、計画的にお金を使いたい方や、使いすぎが心配な方に最適な後払い方法です。 「後払いチャージ」機能を使えば、手元に現金がなくても必要な分だけをチャージして、支払いは後日に行うことができます。

サービス名特徴チャージ手数料の例
バンドルカード審査・年齢制限なし。Visa加盟店で利用可能。3,000円~10,000円:510円
Kyashポイント還元あり。送金・決済がスマホで完結。5,000円:300円
ワンバンク(旧B/43)夫婦やカップルで使えるペア口座あり。家計管理に便利。3,000円~10,000円:500円
ultra pay「そとなカード」を発行すれば海外の実店舗でも使える。3,000円:300円
BANKIT (バンキット)年齢制限なし。おこづかいチャージ機能で親子利用も。3,000円:300円

バンドルカード

バンドルカードは、アプリから誰でもすぐにVisaのバーチャルカードを発行でき、審査や年齢制限がない手軽さが最大の魅力です。 必要な金額を後払いでチャージできる「ポチっとチャージ」を利用すれば、即座に残高がなくても支払いが可能になります。

チャージした分しか使えないプリペイド式なので、クレジットカードのようについ使いすぎてしまう心配がありません。 後払いを試してみたいけれど、管理に不安があるという方の入門編として最適なカードです。

Kyash

Kyashは、ポイント還元が受けられるお得なプリペイド式決済サービスです。 「イマすぐ入金」という後払いチャージ機能を使えば、24時間365日いつでも必要な金額を入金し、支払いは翌月末に行うことができます。

VisaやMastercardの加盟店で利用でき、送金機能もあるため、友人との割り勘などにも便利です。 支払いをしながらポイントも貯めたい、という現金派の方におすすめのサービスです。

ワンバンク(旧B/43)

ワンバンク(旧B/43)は、家計簿アプリとVisaプリペイドカードが一体化した新しい支出管理サービスです。 「あとばらいチャージ」機能があり、急な出費にも対応できます。

このサービスのユニークな点は、夫婦やカップルで支出を共有できる「ペア口座」機能があることです。 共有の財布として使えば、面倒な現金のやり取りなしに、お互いの支出をリアルタイムで把握でき、スマートな家計管理を実現します。

ultra pay

ultra payは、審査なしで誰でも持てるVisaプリペイドカードで、特に海外での利用を考えている方におすすめです。 「そとなカード+」を発行すれば、海外のVisa加盟店の実店舗でも利用することができます。

「こんど払い by GMO」という後払いチャージ機能を使えば、手元にお金がなくてもチャージが可能です。 オンラインゲームの課金や海外通販サイトでの利用など、幅広いシーンで活躍します。

BANKIT (バンキット)

BANKITは、チャージ式のVisaプリペイドカードで、「おたすけチャージ」という後払い機能が特徴です。 専用アプリはシンプルで分かりやすく、利用履歴や残高の確認が簡単に行えます。

使いすぎを防ぐための予算設定機能や、親子間でお金のやり取りができる「おこづかいチャージ」など、家計管理をサポートする機能が充実しています。 計画的にお金を使いたいと考える、幅広い年代の方に適したサービスです。

4. 【その他】特徴的な後払いサービス4選

ここまで紹介したカテゴリには収まらないものの、非常にユニークで便利な特徴を持つ後払いサービスも存在します。 銀行が提供する新しい形の金融サービスや、特定の事業に特化した後払いなど、あなたのニーズに合致するサービスが見つかるかもしれません。

Oliveフレキシブルペイ

Oliveフレキシブルペイは、三井住友銀行と三井住友カードが提供する、キャッシュカードとクレジットカード、デビットカード、ポイント払いの機能が一体となった新しいカードです。 アプリで支払いモードを切り替えることで、1枚のカードを様々な用途に使い分けることができます。

「クレジットモード」を選択すれば、後払いでの支払いが可能です。 銀行が提供するサービスならではの信頼感と、複数の機能を1枚に集約できる利便性を求める方におすすめです。

みんなの銀行Cover

みんなの銀行Coverは、残高が不足した際に最大5万円まで自動で立て替えてくれる、保険のような後払いサービスです。 このサービスの最大の特徴は、一般的なカードローンのような利息がかからず、決まった返済日がないことです。

普通預金口座に入金した時点で自動的に返済されるため、自分のペースで無理なく返済を進めることができます。 急な出費に備えたいけれど、借金には抵抗があるという方に安心感を提供します。

スコア後払い

スコア後払いは、通販サイトなどで商品を受け取ってから、コンビニなどで代金を支払うことができる決済代行サービスです。 購入者にとっては、初めて利用するショップでも「商品が本当に届くか不安」といった心配なく、安心して買い物ができるメリットがあります。

事業者側にとっても導入しやすく、3000社以上で採用されている実績があります。 主にECサイト側が導入するサービスですが、このロゴを見かけたら安心して後払いを選択できる目印になります。

クロネコ代金後払いサービス

クロネコ代金後払いサービスは、ヤマト運輸が提供する後払い決済で、商品を受け取った後に支払う安心感が特徴です。 商品到着後に請求書が郵送され、全国の主要なコンビニや郵便局で支払いが可能です。

ECサイトでの購入時にクレジットカード情報を入力する必要がないため、セキュリティを重視する方にも選ばれています。 ヤマト運輸という馴染み深い企業が運営していることによる信頼感も、多くのユーザーに支持されている理由の一つです。

今さら聞けない後払い決済の基本 | 3分でわかる仕組みと種類

便利なサービスを安心して使いこなすためには、基本をしっかり押さえることも大切です。
このセクションでは、そんな後払い決済の基本を初心者の方でも3分で理解できるように、3つのポイントに絞って分かりやすく解説します 。

  • 後払い決済(BNPL)とクレジットカードの違い 
  • サービスが成り立つお金の流れ(三者の関係) 
  • 主な4つのサービスタイプとそれぞれの特徴 


以下では、それぞれ解説します。

1. 後払い決済 (BNPL)とは? クレジットカードとの違い

後払い決済 (BNPL)とは、”Buy Now, Pay Later”の略で、文字通り「今すぐ購入して、支払いは後で」を実現する決済方法です。 結論として、これはクレジットカードを持っていなくても、あるいは使いたくない場面でも、分割払いや翌月払いを可能にするサービスです。

クレジットカードが利用者の「信用情報」に基づいて発行され、厳格な審査を伴うのに対し、BNPLの多くはメールアドレスや電話番号の登録だけで利用開始でき、審査もより簡易的です。 例えば、欲しい商品を見つけた際に、カード情報の入力なしで即座に購入を決定し、商品は先に受け取り、支払いは給料日以降に行う、といった柔軟な使い方が可能になります。

項目後払い決済(BNPL)クレジットカード
主な目的商品購入の都度、後払いを実現包括的な信用供与(キャッシング等も可)
審査簡易的(サービス独自の基準)厳格(信用情報機関への照会あり)
利用開始メールアドレス等で即時利用可能発行までに時間がかかる
手数料分割手数料が無料の場合が多い分割・リボ払いは手数料(利息)が発生
利用限度額比較的少額からスタート審査に基づき高額な枠が設定可能

以下の記事では、BNPLについてより詳しく解説しています。 

2. お金の流れはどうなってる? 利用者・店舗・決済会社の三者の関係

後払い決済の仕組みは、利用者、商品を販売する店舗、そして後払い決済会社の三者の間で成り立っています。 まず、利用者がECサイトで商品を購入する際に後払い決済を選択すると、決済会社が店舗に対して商品代金を立て替えて支払います。

これにより、店舗側は代金未回収のリスクを負うことなく、商品を発送できます。 その後、利用者は商品を受け取り、中身を確認した上で、定められた期日までに決済会社へ代金を支払う、という流れです。

この仕組みによって、店舗は販売機会の損失を防ぎ、利用者は「商品が届かなかったらどうしよう」という不安なく安心して買い物ができる、双方にメリットのある関係が築かれています。

3. 主な後払い決済の4つのタイプと特徴

後払い決済は、その仕組みや利用方法によって、主に4つのタイプに分類できます。 それぞれの特徴を理解し、ご自身の使い方に合ったタイプを選ぶことが重要です。

例えば、使いすぎを防ぎたいなら「チャージタイプ」、手軽さを求めるなら「非チャージタイプ」が向いています。 このように、ご自身の支払いスタイルに合わせて選ぶことで、後払い決済をより便利に活用できます。

  • 非チャージタイプ (クレジット型) クレジットカードのように、利用した分を後日まとめて支払うタイプです。事前のチャージが不要で利便性が高いですが、手軽さゆえに使いすぎには注意が必要となります。Paidyやatoneがこのタイプに含まれます。
  • チャージタイプ(プリペイド型) 「ポチっとチャージ」などの機能を使って、必要な金額を後払いでチャージしてから利用するタイプです。事前にチャージした範囲でしか使えないため、計画的に支出を管理したい方に最適です。バンドルカードやKyashが代表例です。
  • キャリア決済 スマートフォンの利用料金と合算して支払うタイプです。d払いなどがこれにあたり、支払いを一本化できるため管理が非常に楽になります。普段使っている携帯キャリアのサービスをそのまま利用できる手軽さも魅力です。
  • 通販サイト特化型 ZOZOTOWNの「ツケ払い」のように、特定のECサイトでのみ利用できる後払いサービスです。そのサイトでの買い物に特化しているため、親和性が高く、ユーザーにとって安心感があります。

後払い決済を利用する5つのメリット

ここでは、後払い決済を利用することで得られる5つの主要なメリットを、具体例を交えながら詳しく解説します。

  1. クレジットカードがなくてもECサイトで買い物ができる
  2. 手元に現金がなくても欲しいものをすぐに購入できる
  3. 商品を受け取ってから支払えるので通販でも安心
  4. カード情報の入力が不要でセキュリティリスクが低い
  5. 利用履歴がアプリで管理しやすく支出を把握しやすい

それぞれ解説していきます。

1. クレジットカードがなくてもECサイトで買い物ができる

後払い決済の最大のメリットは、クレジットカードを保有していない方でも、ECサイトでのスムーズな買い物を可能にすることです。 日本では依然としてクレジットカードの保有に抵抗がある層や、審査上の理由で持てない若年層が存在します。

後払い決済は、そうした人々にとって、現金払いや銀行振込の手間を省き、オンラインショッピングの門戸を大きく広げる役割を果たします。 これにより、事業者はこれまでアプローチできなかった新たな顧客層を獲得できるという利点もあります。

2. 手元に現金がなくても欲しいものをすぐに購入できる

給料日前や急な出費が重なった時でも、欲しい商品を諦めずにすぐに手に入れられるのが、後払い決済の大きな魅力です。 例えば、期間限定のセール品や在庫限りの一点物を見つけた際に、「今はお金がないから」と購入を断念する必要はありません。

後払い決済を利用すれば、支払いは翌月以降になるため、消費者は購入のタイミングを逃すことなく、自身のキャッシュフローに合わせて計画的に支払うことが可能になります。

3. 商品を受け取ってから支払えるので通販でも安心

オンラインショッピングにおける「商品が本当に届くか」「イメージと違ったらどうしよう」といった不安は、後払い決済によって大幅に軽減されます。 後払い決済は、利用者が商品を受け取り、中身を確認してから支払いを行う仕組みです。

万が一、不良品が届いたり、注文と違う商品が届いたりした場合でも、支払いを完了する前に問題を解決することができます。 この「支払い前の検品」ができる安心感が、特に初めて利用するECサイトでの購入ハードルを下げ、消費者の購買を後押しします。

4. カード情報の入力が不要でセキュリティリスクが低い

後払い決済を利用すれば、ECサイトごとにクレジットカード番号やセキュリティコードを入力する必要がなく、情報漏洩のリスクを低減できます。 多くのサービスでは、メールアドレスや電話番号の認証だけで決済が完了するため、悪意のある第三者にカード情報を盗まれる心配がありません。

セキュリティ意識の高いユーザーにとって、カード情報を多くのサイトに登録せずに済むことは、オンラインで買い物をする上での大きな安心材料となります。

5. 利用履歴がアプリで管理しやすく支出を把握しやすい

多くの後払い決済サービスは専用のスマートフォンアプリを提供しており、利用履歴や支払い状況を簡単に確認できます。 いつ、どこで、いくら使ったのかが一目でわかるため、使いすぎの防止や家計管理に役立ちます。

クレジットカードの明細が月に一度しか更新されないのに対し、アプリではリアルタイムに近い形で支出を把握できるため、より計画的なお金の管理が可能になります。 これは、手軽さゆえの使いすぎという後払い決済のデメリットをカバーする重要な機能です。

利用前に必ず確認! 後払い決済の4つのデメリットと注意点

手軽で便利な後払い決済ですが、その利便性の裏にはいくつかのデメリットや注意すべき点が存在します。 ここでは、特に利用前に必ず確認しておきたい4つのポイントを具体的に解説します。

  1. 計画性がないと使いすぎてしまうリスク
  2. 決済手数料や支払い方法によって追加コストがかかる場合がある
  3. 利用できる店舗やサービスが限られている
  4. 支払い遅延による高い延滞金と信用の低下

それぞれ解説していきます。

1. 計画性がないと使いすぎてしまうリスク

後払い決済における最大の注意点は、手軽さゆえに計画性なく使いすぎてしまうリスクです。 支払いが翌月以降に先送りされるため、現金で支払う時のような「お金を使っている」という感覚が薄れがちになります。

例えば、複数の後払いサービスを併用しているうちに、それぞれの支払日が分からなくなり、気づいた時には請求額が予想以上に膨らんでいた、というケースは少なくありません。 アプリで利用状況をこまめに確認し、自身で「今月はここまで」という利用上限額を決めておくなど、意識的な支出管理が不可欠です。

2. 決済手数料や支払い方法によって追加コストがかかる場合がある

後払い決済の利用には、商品代金とは別に手数料などの追加コストが発生する場合があることを忘れてはいけません。 多くのサービスでは、コンビニでの支払いやプリペイドカードへの後払いチャージ時に、数百円程度の手数料が設定されています。

例えば、業界大手のNP後払いでは、2025年4月の改定により、請求書発行に対して300円(税込)の手数料がかかります。 一回あたりの金額は小さくても、利用回数が重なれば大きな負担になり得ます。

利用するサービスの公式サイトなどで、どのような場合に手数料がかかるのかを事前に確認しておくことが重要です。

3. 利用できる店舗やサービスが限られている

クレジットカードが国内外の多くの店舗で利用できるのに対し、後払い決済はサービスごとに利用可能な店舗やECサイトが限定されます。 PaidyやNP後払いのように多くの加盟店を持つ大手サービスもありますが、新しいサービスや特定のジャンルに特化したサービスの場合、「いつも利用しているあのお店では使えなかった」という場面に遭遇する可能性があります。

特に実店舗での利用は、オンラインに比べてまだ対応している場所が少ないのが現状です。 お目当ての商品を見つけてから決済方法で困ることのないよう、買い物をする前にその店舗が利用したい後払いサービスに対応しているかを確認する習慣をつけましょう。

4. 支払い遅延による高い延滞金と信用の低下

万が一、決められた期日までに支払いが遅れると、遅延損害金(延滞手数料)が発生し、本来支払うべき金額よりも多くの費用を請求されます。 さらに重大なのが、個人の信用情報への影響です。

後払い決済も信用取引の一種であり、長期の延滞や悪質な未払いは信用情報機関(CIC/JICC)に事故情報として登録される可能性があります。 一度記録が残ると、将来的に住宅ローンを組んだり、新たなクレジットカードを作成したりする際の審査で不利になる恐れがあるのです。

支払いが遅れそうな場合は放置せず、速やかに決済サービスのカスタマーサポートに連絡・相談することが極めて重要です。

【最重要】後払い決済の支払いが遅れると起きる3つのこと

後払い決済は非常に便利ですが、その手軽さから支払いをうっかり忘れてしまうと、想像以上に大きな代償を伴う可能性があります。ここでは、支払いが遅れた場合に現実に起こる、最も重要な3つの事態について解説します。

  1. 遅延損害金(延滞手数料)が発生する
  2. 該当サービスの利用停止や限度額の引き下げ
  3. 信用情報機関 (CIC/JICC)に記録され将来のローン審査に影響する可能性

以下で、それぞれ解説していきます。

1. 遅延損害金(延滞手数料)が発生する

支払い期限を1日でも過ぎてしまうと、多くの場合、本来の商品代金に加えて「遅延損害金」または「延滞事務手数料」が加算されます。 これは、支払いを遅延したことに対するペナルティ料金であり、あなたの金銭的負担を増やす最初のステップです。

例えば、一部の後払いサービスでは、請求書を再発行するごとに手数料が上乗せされたり、支払い期限を過ぎた日数に応じて年率計算された損害金を請求されたりする場合があります。 最初の請求額が少額であっても、延滞によって支払うべき総額は確実に増えていくのです。

2. 該当サービスの利用停止や限度額の引き下げ

支払い遅延が続くと、現在利用している後払い決済サービスが利用停止になったり、利用できる上限額が大幅に引き下げられたりします。 これは、決済会社があなたに対する与信(信用の供与)リスクが高いと判断するためです。

一度でも未払いの状態になると、その支払いが完了するまで新たな注文ができなくなるのが一般的です。 さらに、利用状況は常にモニタリングされており、PayPayあと払いのように、支払い実績に応じて利用上限額が変動するサービスもあります。

便利なサービスが、いざという時に使えなくなる事態に陥ります。

3. 信用情報機関 (CIC/JICC)に記録され将来のローン審査に影響する可能性

後払い決済の支払いを長期間(一般的に2~3ヶ月以上) 延滞すると、その事実が「異動情報」として信用情報機関 (CICやJICC)に登録される可能性があります。 これは、金融業界における「ブラックリストに載る」という状態に他なりません。

一度登録された延滞の記録は、完済後も最長5年間は残り続けます。 この記録がある間は、住宅ローンや自動車ローン、新たなクレジットカードの申し込み、さらにはスマートフォンの分割購入といった、生活に関わる様々な契約の審査において、極めて不利になる可能性が高まります。

安易な支払い遅延が、あなたの将来のライフプランに深刻な影響を及ぼすことを、絶対に忘れてはいけません。

【事業者向け】後払い決済が売上を伸ばす3つの理由と成功の鍵

ここでは、後払い決済がEC事業者の売上を伸ばす理由と、その成功の鍵となる「購入後の体験」の最適化について、専門家の視点から詳しく解説します。

  • カゴ落ち率が劇的に改善し、コンバージョンが向上する
  • クレジットカードを持たない若年層など新たな顧客層を獲得できる
  • 「商品確認後に支払い」の安心感が購入の最終的な後押しになる
  • 顧客満足度を最大化する「返品対応の自動化」という選択肢

以下で、それぞれ解説していきます。

1. カゴ落ち率が劇的に改善し、コンバージョンが向上する

後払い決済の導入は、ECサイトにおける最大の課題の一つである「カゴ落ち」を大幅に改善し、コンバージョン率(成約率)を向上させる最も効果的な施策の一つです。 カゴ落ちの主な原因として、クレジットカード情報の入力が面倒、あるいはセキュリティ面での不安が挙げられます。

後払い決済は、これらの離脱要因を根本から解消します。 顧客は煩わしい情報入力なしに購入を完了できるため、購入プロセスがスムーズになり、購買意欲が冷める前に決済を終えることができます。

あるECサイトでは、後払い決済の導入後、約2割の顧客がこの方法を選択し、3Dセキュア認証などで発生しがちなカゴ落ちによる機会損失を防ぐことに成功したという事例も報告されています。

以下の記事では、おすすめのツールやカゴ落ちを防いで売り上げを上げる方法など詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

2. クレジットカードを持たない若年層など新たな顧客層を獲得できる

後払い決済は、クレジットカードを持っていない、あるいは利用に積極的でない若年層や主婦層といった、これまで取りこぼしていた可能性のある新たな顧客層への強力なアプローチ手段となります。 実際に、Z世代などの若い世代を中心に、後払い決済を好む傾向が見られます。

クレジットカードの審査に通らない、またはカード情報のオンラインでの使用に抵抗があるといった理由で購買をためらっていた顧客にとって、後払い決済は安心して利用できる魅力的な選択肢です。 この新たな顧客層を取り込むことで、ECサイトの市場は拡大し、直接的な売上増加に繋がります。

3.「商品確認後に支払い」の安心感が購入の最終的な後押しになる

「商品を実際に見て、触って、確かめてから支払う」ことができる安心感は、顧客が購入を決断する際の最後のひと押しとして絶大な効果を発揮します。 特に、初めて利用するECサイトや、アパレル、高額商品など、実物を確認しないと不安が残る商品の購入において、このメリットは非常に大きいです。

顧客は「イメージと違ったらどうしよう」「不良品だったら」というリスクを心配することなく、気軽に注文に踏み切れます。 この心理的な安全性が顧客の購買意欲を高め、結果として購入単価の上昇や、ストアへの信頼感醸成にも繋がり、リピート購入を促す好循環を生み出します。

4. 顧客満足度を最大化する「返品対応の自動化」という選択肢

後払い決済で購入ハードルが下がった今、顧客が次に重視するのは「購入後の体験(ポストパーチェス)」です。 特に返品・交換の対応は、顧客満足度とリピート率を左右する重要な鍵となります。

ここで、その解決策として返品・交換業務の自動化ツール「返品くん」が有効な選択肢となります。

以下の記事では顧客満足度を向上する方法や、返品対応を自動化することのメリットについてより詳しく解説しています。

後払いユーザーが最も気にする「購入後の体験」

「もし商品が合わなかったら、スムーズに返品できるか」という点は、後払い決済を利用するユーザーが購入前に抱く大きな関心事です。 安心して購入できる環境は、返品のしやすさによってはじめて完成します。

返品プロセスが分かりにくかったり、時間がかかったりすると、顧客は強いストレスを感じ、二度とそのストアを利用しなくなる可能性があります。 つまり、優れた返品対応は、単なるコストではなく、顧客ロイヤルティを高め、長期的な売上を確保するための重要な投資なのです。

以下の記事では、EC運営に関して顧客ロイヤリティを向上させるための方法について詳しく解説しています。

返品・交換対応の煩雑さが顧客離れと機会損失に繋がる

多くのEC事業者にとって、返品・交換に関する問い合わせ対応や在庫管理は、時間と人手を要する煩雑な業務です。 スタッフがメールや電話で一件ずつ対応していては、人的コストが増大するだけでなく、対応の遅れやミスが顧客満足度の低下を招きかねません。

この「返品の壁」が、結果として顧客離れを引き起こし、本来得られるはずだった将来の売上(機会損失)に繋がってしまいます。

返品・交換業務の自動化ツール「返品くん」で解決

返品・交換業務の自動化ツール「返品くん」は、これらの課題を解決し、顧客満足度と業務効率を同時に向上させます。 このツールを導入することで、顧客はECサイト上の専用フォームから24時間365日、わずか1分で返品・交換の申請を完結できます。

事業者側は、管理画面で申請状況を一元管理でき、返品理由のデータを分析して商品開発やサービス改善に活かすことも可能です。 面倒なやり取りをなくし、スムーズで透明性の高い返品体験を提供することは、顧客からの信頼を獲得し、最終的に「安心して買える店」としてのブランド価値を高めることに直結します。

後払い決済に関するよくある8つの質問

後払い決済は便利で身近なサービスになりましたが、それに伴い様々な疑問や不安の声も聞かれます。
ここでは、後払い決済についてユーザーから寄せられることの多い8つの質問に、Q&A形式で分かりやすくお答えします。

1. 審査なしで使える後払い決済は本当にありますか?

結論として、クレジットカードのような厳格な信用情報機関への照会を伴う審査がない後払い決済は存在します。 特に「バンドルカード」や「ultra pay」などのプリペイドカード型のサービスは、アプリをダウンロードし、電話番号や生年月日などを登録するだけで即時にバーチャルカードが発行され、後払いチャージ機能を利用できる場合があります。

ただし、これらのサービスも独自の基準で支払い能力の確認を行っており、完全に無審査というわけではありません。 また、誰でも手軽に始められる反面、初回利用時の限度額は数千円からと低めに設定されていることがほとんどです。

2. 学生や未成年でも利用できますか?

多くの後払い決済サービスは、親権者の同意があれば、学生や未成年でも利用可能です。 民法改正により成年年齢は18歳に引き下げられましたが、契約の取り消しを防ぐ観点から、未成年者の契約には依然として法定代理人(親権者)の同意が求められます。

例えば、「バンドルカード」や「Kyash」は年齢制限なく利用を開始できますが、後払いチャージ機能の利用には年齢確認が必要な場合があります。 利用を検討する際は、必ず各サービスの利用規約を確認し、保護者の方と相談の上で責任を持って利用することが大切です。

3. 実店舗で使える後払い決済はどれですか?

オンラインだけでなく、実店舗で利用できる後払い決済サービスは着実に増えています。 代表的な例として、「atone」は全国のコンビニエンスストアやドラッグストアなど、Smart Codeに対応した100万箇所以上の店舗で、スマートフォンのQRコード決済機能を使って後払いができます。

また、「PayPayクレジット」や、物理的なカードを発行できる「バンドルカード」なども、それぞれの決済網(PayPay加盟店やVisa加盟店)で利用することが可能です。 お財布がなくても買い物ができる便利なサービスですが、利用したい店舗が対応しているか、事前にアプリや公式サイトで確認しておくとよいでしょう。

4. 公共料金や家賃の支払いに使えますか?

公共料金や家賃の支払いに後払い決済を利用できるケースは、現状ではまだ限定的です。 一部のサービスは特定の支払いに対応しており、例えば「ファミペイ翌月払い」は、ファミリーマート店頭で支払う一部の公共料金や各種料金の支払いに利用できます。

しかし、家賃のような継続的な支払いを後払い決済で行うことは一般的ではありません。 利用可能かどうかは、請求元(電力会社やガス会社、不動産管理会社など)の対応状況によりますので、個別に確認が必要です。

5. 分割払いはできますか?

はい、多くの後払い決済サービスが分割払いの機能を提供しており、高額な買い物の際などに便利です。 例えば、「Paidy」の「3回あと払い」は、手数料無料で支払いを3回に分けることができ、ユーザーから高い支持を得ています。

また、「ファミペイ翌月払い」のように、支払いを数ヶ月先に延ばせる「スキップ払い」といった柔軟な支払い方法を選べるサービスもあります。 ただし、分割回数や手数料の有無はサービスによって異なるため、利用前には必ず条件を確認することが重要です。

6. 利用限度額はどのように決まりますか?

利用限度額は、各サービスが独自に行う与信審査の結果と、これまでのあなたの利用実績に基づいて決定されます。 初めて利用する際は、一般的に5万円前後の比較的低い限度額からスタートすることが多いです。

その後、支払い期日を守って利用を続けることで信用が積み重なり、限度額が徐々に引き上げられていく仕組みです。 逆に、支払いの遅延などがあると限度額が引き下げられることもあります。

利用状況は常に審査されていると認識し、計画的な利用を心がけましょう。

7. 支払いが遅れそうな場合はどうすればいいですか?

支払いが遅れそうだと分かった時点で、ただちに利用している後払いサービスのカスタマーサポートに連絡し、正直に状況を相談してください。 絶対にやってはいけないのは、支払いが難しいからといって連絡せずに放置することです。

多くのサービスでは、支払い期限が過ぎた後でも使える請求書が手元にある場合や、支払い方法について相談窓口を設けています。 問題を放置すると、遅延損害金が加算されるだけでなく、サービスの利用停止や信用情報への悪影響に繋がります。

早めの相談が、問題を最小限に抑えるための最も重要な行動です。

8. 後払い決済の現金化は違法ですか?

後払い決済の現金化そのものを直接罰する法律はありませんが、ほとんどすべてのサービスで利用規約違反とされており、極めてリスクの高い行為です。 現金化とは、後払いで価値のある商品を購入し、それをすぐに買い取り業者などに売却して現金を得る行為を指します。

これは形式上「商品の売買」であり、貸金業法の規制対象外ですが、決済サービスの利用規約では明確に禁止されています。 規約違反が発覚した場合、サービスの強制退会や利用残高の一括請求、さらには詐欺罪に問われる可能性もゼロではありません。

絶対に手を出さないようにしましょう。

まとめ: 後払い決済は計画的に。メリット・リスクを理解して賢く買い物を楽しもう

本記事では、後払い決済の仕組みからメリット、そして潜在的なリスクまでを網羅的に解説しました。 後払い決済は、クレジットカードがなくてもすぐに買い物ができ、手元に現金がない時でも欲しいものを諦めずに済む、現代のライフスタイルに合った非常に便利なツールです。

商品を確認してから支払える安心感も、オンラインショッピングにおける大きな魅力と言えるでしょう。 しかし、その手軽さは「使いすぎ」というリスクと表裏一体です。

万が一支払いが遅れると、遅延損害金が発生するだけでなく、あなたの信用情報に傷がつき、将来のローン審査などに深刻な影響を及ぼす可能性も否定できません。 最も重要なのは、後払い決済を「計画的に」利用することです。

この記事で紹介した知識を元に、ご自身の状況に最適なサービスを選び、メリットとリスクの両方をしっかりと理解した上で、賢くスマートに買い物を楽しみましょう。

コストダウン・円滑なEC・従業員満足度UPを実現するECツール「返品くん」

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ECを運営する中で、このようなお悩みはありませんか?

  1. 急いでECを始めたけど、相変わらず売り上げは店舗メイン
  2. ECを流入するユーザーは増えたが、かご落ちが多く効果的に運用でいていない
  3. 返品、交換の対応が煩わしく重要な業務へのリソースが削られてしまう

返品くん」は返品、交換業務をシンプルにし、円滑でストレスのないEC運営を実現させます!

返品くんを導入すると、月平均30時間かかる返品・交換作業が1/10のたった3時間まで削減可能。

顧客管理をコストダウンでき、伝票など紙ベースの作業も簡略化できることで、CS対応メンバーの満足度向上にもつながります。

世界的スニーカーブランドも返品くんを導入しており、導入前は日常的に返品・交換業務(メール、電話)が発生し、フルタイム4人体制でした。

返品くん導入後は、返品くん経由での問い合わせが全体7割となり自動化と返品・交換の省力化が 進み、CS体制4名から1名に。

3名はお問い合わせ業務ではなく、売上や顧客ケアをするアウトリーチ(攻めるCS)に従事して円滑なEC運営を実現しています。

従業員も顧客も満足なEC運営を実現する「返品くん」。まずはお気軽にお問合せください。

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