ECサイトを運営していると、リニューアルが必要になるタイミングが訪れます。 売上の拡大や業務効率の向上を目指す上で、課題や支障が生じた場合は、ECサイトのリニューアルを検討するべき時期と言えるでしょう。
しかし、リニューアルを成功させるためには、しっかりとした準備と適切な実行が欠かせません。
この記事では、ECサイトのリニューアルが必要となるタイミングや、リニューアルを成功させるためのポイント、注意点などについて詳しく解説します。
また、リニューアル前後のお知らせの書き方や、活用できる補助金についても触れていますので、ECサイトのリニューアルを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
売上の拡大や業務の効率化を目指す上で、課題や支障が生じたときは、ECサイトのリニューアルを検討するのに適したタイミングです。
具体的なタイミングとしては、以下のようなものが挙げられます。
このような課題を放置すると、以下のようなトラブルを引き起こし、機会損失につながる可能性があります。
・日々の業務に余分な人的コストがかかってしまう
・売上拡大のための施策を十分に実施できない
そのような事態を避けるためにも、早めのタイミングでリニューアルを検討することをおすすめします。 この章では、それぞれのタイミングについて詳しく解説していきます。
ECサイトやEC事業の売上が減少している場合や、売上の伸びが鈍化している場合は、ECサイトのリニューアルを検討するタイミングです。
ECサイトのUI/UXの問題で離脱につながっている場合や、決済方法の選択肢が少ないなど、様々な原因が考えられます。 ECサイトのリニューアルを検討してみましょう。
また、ECサイトがスマートフォンやタブレットに対応していないと、売上損失の原因となります。 スマートフォンの普及率は高く、スマートフォンで購入するユーザーも多数存在します。
経済産業省の調査によると、スマートフォン経由のECサイト売上市場規模は7兆8千億円に達しています。 スマートフォンの普及に伴い、今後もスマートフォン経由の購入率は上昇すると予想されます。
そのような状況の中で、スマートフォンなどのレスポンシブ対応ができていないと、購入意欲を阻害したり、かご落ちを招いたりする可能性が高くなります。
導入時には最新だったシステムも、時間の経過とともに老朽化し、セキュリティが脆弱になってしまいます。 一般的に、ECサイトの耐用年数は5年と言われています。 5年近くシステムを使用している場合は、リニューアルを検討するタイミングと言えます。
オープンソース型やフルスクラッチ型のシステムの場合は、老朽化のスピードが速いため注意が必要です。
サポート体制に不備があり、ECサイトの改善を望んでいるにもかかわらず、適切な対応がなされていない場合も、ECサイトのリニューアルを検討するべきタイミングと言えます。
必要な機能が実装されていても、使用方法が分からず活用できていなければ、ECサイトの売上に効果的に結びつきません。
サポートは、システムの使用方法に困っている事業者をサポートするために存在します。 迅速な対応や丁寧な対応がなされず、サポート体制に不満の声が寄せられている場合は、サポート体制が充実したシステムへの移行を検討する必要があります。
問い合わせへの迅速な返信や、機能の提案などのサポートが手厚いベンダーを選ぶことで、ECサイトの売上が向上する可能性が高まります。
ECサイトのデザインにはトレンドが存在しており、ECサイトも継続的に更新していく必要があります。 BtoCのECサイトのトレンドは2~3年程度、BtoBの場合は6年程度と考えられています。
ECサイトのデザインは、企業の世界観やブランドを表現しているため、デザインが古くなりすぎると、企業に対する印象が悪化し、離脱率が上昇してしまう可能性が高くなります。
ECサイトが長年同じデザインのままになっている場合は、ECサイトのリニューアルを検討するタイミングと言えます。
ECサイトの売上が伸び、EC事業の拡大を目指すようになった際にも、ECサイトのリニューアルを検討するタイミングになります。 事業を拡大するためには、顧客情報の管理の徹底や集客のための施策、外部サービスとの連携が必要となります。
事業拡大を進める際に、どのような機能が必要で何をするべきなのかを洗い出した結果、現在のECカートシステムでは対応できないと判断した時がタイミングです。
例えば、以下のような点を精査し、ECサイトのリニューアルの必要性を確認することが重要です。
ECサイトをリニューアルすると、様々な利点があります。 リニューアルの重要性について、以下で解説します。
ECサイトのリニューアルを行うことで、ユーザーエクスペリエンスを改善することができます。 新しいデザインや機能を導入することで、サイトの使い勝手が向上し、ユーザーにとって魅力的なものになります。 これにより、「長期的な顧客ロイヤルティの向上」と「売上の増加」が期待できます。
競争が激しいEC市場において、リニューアルは競合他社と差別化するチャンスとなります。 競合の動向を把握した上でサイトをリニューアルすることで、自社ならではの特徴や価値提供を強調することが可能です。
ブランディングとは、顧客とブランドとの絆を深めるマーケティング手法のことです。 ロゴ、名称といった様々な要素を通じて、自社の商品・サービスのイメージを顧客に伝えます。
競合他社との差別化を図り、顧客にその価値を感じてもらうことで、強力なブランドを確立し、顧客のロイヤルティを高めることが主な目的です。
ECサイトのリニューアルは、検索エンジンランキングを向上させる機会でもあります。 「新しいコンテンツの提供」「改善されたSEO戦略の実施」「高速なページ読み込み速度の実現」などにより、検索結果画面におけるサイトの表示順位が向上します。 上位に表示されることで、集客の増加が見込めます。
リニューアルは、市場拡大の際にも有効な手段です。 「ブランドのリニューアル」や「商品ラインナップの拡充」をアピールすることができます。 新たにビジネスを始める時期や、現状のビジネスを拡大する時期にリニューアルを検討しましょう。
リニューアルにかかる費用は、サイトの構築方法によって異なります。 そこで、各構築方法の特徴や費用感を表にまとめています。
| 構築方法 | ASP | オープンソース | パッケージ | フルスクラッチ |
| 構築方法 | 構築に必要なシステムをレンタル | 無償ソースコードをカスタマイズ | パッケージをもとに独自開発 | ゼロから独自に自社開発 |
| 初期費用 | 低 | 低 | 中 | 高 |
| 月額費用 | 低〜中 | 低 | 中 | 高 |
| 構築スピード | 早 | 早 | 中 | 遅 |
| カスタマイズ性 | 低 | 中 | 高 | 高 |
また、リニューアルの場合は新規で立ち上げた場合とは異なり、「データ移行費」も考慮する必要があります。 データ移行費とは、既存のECサイトで保持しているデータ(顧客情報など)の移行にかかる費用のことです。 移行する顧客情報の量や範囲などによって、費用は増減します。
例えば、顧客のカード情報も移行する場合、個人情報保護の観点から決済会社との連携も必要となるため、別で追加費用がかかることもあります。 その場合、トータルで数百万円かかることもあるので、データ移行費の見積もりは見落とさないように注意しましょう。
それでは、実際にECサイトをリニューアルする際の手順や流れを紹介します。 一般的には、以下の5つのステップに沿って進めていくことが多いです。
この章では、上記の5つのステップについて詳しく説明していきます。
現状の課題を明確にし、リニューアルの目的や方向性を決定します。 その際、リニューアル前後での成果を計測できるように、目標も明確に設定しておくことが重要です。
リニューアルの軸は複数設定可能ですが、「EC事業の拡大」や「業務効率化の実現」などの抽象的な目的設定ではなく、何段階も掘り下げて具体的な目的を設定するようにしましょう。
例えば、実店舗とECサイトの顧客情報を一元管理し、各顧客に合わせたアプローチを可能にしたいなどです。 目的を掘り下げていった上で真の目的を設定しなければ、要件定義の段階で困難に直面する可能性があります。
様々なベンダーやECカートシステムを調べて、要件定義で定めた内容を実現できる候補を複数ピックアップします。 その後、相見積もりや比較を行った上で、どのベンダーやシステムを選択するかを決定します。 ECカートシステムには以下のような種類があります。
それぞれの特徴があり、ECサイトをリニューアルする目的に応じて選択するシステムが異なります。
ベンダーやECカートシステムが決定したら、要件定義を行います。 要件定義とは、ECサイトを構築したい「事業者」とECサイトを構築する「ベンダー」間で、「どのようなECサイトを作るのか」を明確にするプロセスです。
要件には、それぞれのページの構成やレイアウト、TOPページや下層ページ、サイトマップといったサイトのデザインを決める「サイト要件」と、決済手段やECサイトに必要な機能、サイトの速度といったバックエンドを定める「システム要件」があり、それぞれ自社で検討する必要があります。
各要件を決定したら、ベンダー側に提示してスケジュールなどを立てていきます。 実施したい施策を伝えるだけでなく、ECサイトリニューアルの背景、目的、プライオリティも考えて提示できると、ベンダーと円滑に進めることができます。
要件やコンセプトに基づいて、カートシステムの開発やデザインといった作業を進めていきます。 自社のコンセプトやブランドイメージを表現しつつ、ユーザーにとっても利便性の高いサイトを目指すことが重要です。
ベンダーやデザイン会社から提示されるワイヤーフレームを用いて、サイトデザインのイメージを固めていきます。 制作過程で進捗状況を確認しながら、目指す世界観を明確に伝え、デザインのすり合わせを行っていきましょう。
デザインを制作する上で、UI/UXは非常に重要なポイントとなります。 UI/UXに問題があり、購入画面がわかりづらい、目的の商品にたどり着けないなどの課題が発生すると、離脱やかご落ちにつながる可能性があります。
ECサイトのオープン前には、データ移行やテスト運用、オープン前チェック作業が必要です。 具体的には、以下のような点を確認します。
オープン前の準備が全て終わったら、実際にECサイトをオープンします。 既存のお客様がサイトにアクセスした際に戸惑わないように、サイト内のお知らせやSNSを使って、ECサイトのリニューアルを告知したり、リダイレクトを適切に設定するなどの対応を行いましょう。
ECサイトのオープンで終了ではなく、保守や運用体制の管理が必要です。 オープン後しばらくは、サイトの状況を細かく観察し、異変に気付いたら速やかに対処するように心がけ、常にサイトを管理することが重要です。
以上が、ECサイトをリニューアルする際の主な流れとなります。
ECサイトをリニューアルする場合は、売上の向上など明確な結果を残したいものです。 ここからは、ECサイトのリニューアルを成功させるための4つのポイントについて解説していきます。
まず、解決したい課題や達成したい成果をはっきりさせ、ECサイトをリニューアルする目的・目標を明確にすることが重要です。
達成したい目的や目標(数値)を明確に設定しないと、どうECサイトをリニューアルすべきかが定まらず、リニューアル後の成果の効果測定も困難になります。 また、目的・目標を明確にしておくことで、リニューアル時の優先順位も決定しやすくなるでしょう。
目標は「売上の向上」などの抽象的なものではなく、「新規購入者数を2倍にする」「1年間の平均月商を15%アップする」など、具体的かつ数値化し客観的に判断できるものがおすすめです。
ECサイトの世界観やコンセプトなど数値化が難しいものは、誰もが理解できるように言語化しておくことが肝要です。
UI(ユーザー・インターフェース)とは、サイトのデザインや文字のフォントといったユーザーがサービスに触れる際の接点を指し、UX(ユーザー・エクスペリエンス)は、ユーザーがサービスを通して得られる体験を意味します。 どちらも、「見やすさ」や「使いやすさ」など、ユーザーに好感を持ってもらうためのサイト設計に欠かせないデザイン要素です。
ECサイトをリニューアルして新しくする際は、目的の商品がすぐに見つかるUI、また購入意欲を喚起するUXを実現できるように意識しましょう。 商品までの動線のわかりやすさ、最新情報の取得のしやすさなど、顧客の観点から既存のECサイトの課題感を洗い出し、リニューアルすることで課題を解消することが大切です。
近年は、ユーザーにより良い体験を提供することにフォーカスしたUX重視のデザインが主流となっているため、サイトリニューアル時はUXをより意識してデザインを決定すると良いでしょう。
ECサイトのリニューアル時には、社長や担当部署の部長といったマネジメント側の意見だけでなく、実際に運営に携わるスタッフの意見も積極的に取り入れることが重要です。 特に事業規模が大きな企業ほど、注意が必要です。
現場スタッフの意見を聞かずにリニューアルを行い、使い勝手が悪化してしまうと、運営効率が低下するだけでなく、ミスやトラブルの原因となり、売上の低迷や顧客離れにもつながってしまう可能性があります。
ECサイトをリニューアルする場合は、見た目の良さだけでなく、機能面や操作性などについても、現場スタッフにもヒアリングを行うことを忘れないでください。
リニューアルによってECサイトの規模が大きくなると、アクセス数の増加に伴い、トラフィック(ネットワーク上で転送されるデータ量)も増大します。 そのため、リニューアルを行う際は、将来的に想定される事業規模を考慮し、サーバーの容量や負荷への対応体制などのインフラを整備することが重要です。
また、リニューアルをゴールとしてしまいがちですが、さらに先を見据えたサイト設計を行うことで、頻繁なリニューアルの必要性を減らすことができます。 可能であれば、3年先程度の事業規模や方向性を見据え、サイトを設計するようにしましょう。
ECサイトをリニューアルする際は、いくつかの注意点がありますが、特に3つの注意点についてそれぞれ解説していきます。
リニューアル後のサイトが既存システムと連携でき、さらにデータ移行が可能かどうかも、事前に確認しておくべき重要なポイントです。
リニューアル後にデータ移行ができないことが判明すると、ユーザーに不便を強いることになり、顧客離れの要因にもなりかねません。 そのため、連携の可否については入念に確認を行う必要があります。
また、古いサイトが残ったまま新たなサイトを立ち上げてしまうと、顧客の混乱を招く恐れがあります。 古いサイトから新たなサイトへのデータ移行が正常に行えるかどうか、リニューアルが完全に完了しているかどうかを十分に確認することが肝要です。
ECサイトのリニューアル時にURLが変更になった場合は、必ず「301リダイレクト」設定を忘れずに行いましょう。 301リダイレクトとは、郵便における転居・転送サービスのようなものです。
リダイレクト設定を行っていれば、ユーザーが以前のサイトにアクセスしても、自動的にリニューアル後のサイトへ誘導されます。 リニューアル後、ユーザーがショップ名を検索すると、当分の間は旧URLが検索結果に表示されるため、リダイレクト設定は忘れずに行うようにしましょう。
ある程度の予算をかけて満足のいくサイトにリニューアルすることは重要ですが、大幅な予算超過は経営を圧迫する可能性もあります。 オーバーしないよう予算を適切に把握した上で、開発会社と予算についてすり合わせを行っておきましょう。
もし大幅に予算をオーバーしそうな場合は、予定していた改修項目を減らすなどの調整を行い、事前に確保していた予算を超えないように工夫するのも一つの方法です。
ECサイトをリニューアルする際は、リニューアル前後にサイト上で必ず顧客に告知するようにしましょう。
事前告知なしにリニューアルを実施してしまうと、トラブルが発生し、緊急でメンテナンスが必要となった場合、「買い物を予定していたのにできなかった」といったクレームにつながる可能性があります。
また、リニューアル後にお知らせを掲載しないと、リニューアルを知らない顧客から「突然ログインできなくなった」などの問い合わせが増加してしまうかもしれません。
事前告知とリニューアル後のお知らせで主に伝えるべきなのは、リニューアルを行うことになった目的とリニューアルで生じた変更点や改善点です。 なぜリニューアルを行うことにしたのか、その目的を記載することでユーザーにリニューアルの趣旨を理解してもらえるでしょう。 また、リニューアル前後のECサイトの変更点や改善点も必ず記載するようにします。
特に、リニューアル後のお知らせの中には、サイトの使い勝手が変更された場合、ユーザー側で操作が必要な場合は、その操作手順をわかりやすく説明するなど、混乱を招かないように配慮することが重要です。 さらに、ユーザーがリニューアル後のサイトでの操作に困った時のために、問い合わせフォームを目立つ場所に記載しておくと、より丁寧な印象を与えることができます。
また、事業規模が大きな企業の場合は、ユーザーだけでなく社内の関連部署にも事前・事後の情報共有が必要不可欠です。 リニューアルによって影響を受ける担当者にも、連絡を怠らないようにしましょう。
リニューアルのお知らせは、ただECサイトに掲載するだけでは、ユーザーに見てもらえない可能性が高くなります。 しばらくECサイトを訪れていないユーザーは、お知らせに気付くことができません。 そのため、メルマガ登録者に向けてリニューアルの前後にメールを送信するようにしましょう。
ただし、メルマガは開封されないことも多いので、できるだけ開封してもらえるように工夫することも大切です。 メールタイトルに【重要】などのラベルを付けたり、リニューアルによって生じた変更点についてのメールであることを記載したりするなど、一目で要件がわかるようにしましょう。
また、リニューアル後に、期間限定キャンペーンを実施する場合は、「5%引きクーポン配布中」などのキャンペーン情報もタイトルに盛り込むのがポイントです。 ユーザーにとってメリットのある情報を含めることで、メルマガを見てもらいやすくなります。
最後に、ECサイトのリニューアルで活用できる代表的な補助金についてご紹介します。 補助金制度は、地域独自のものもありますので、ご自身の市区町村や都道府県のホームページもチェックしてみることをおすすめします。
小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者等が販路を開拓したり、生産性を向上するための取り組みを支援するための補助金で、商工会議所が運営しています。
対象は小規模事業者で、業種ごとに常時雇用の従業員数が一定の基準を満たす事業者など、細かく定められています。 従業員の雇用がない個人事業主も対象に含まれています。
販路の開拓を実施するためのWebサイトやECサイトなどの開発、構築、更新、改修、運用といった諸経費を「Webサイト関連費」として申請することができます。
ただし、Webサイト関連費だけでの申請はできなかったり、交付時に確定した補助金額の1/4が上限(最大で50万円)となるなど、いくつかの制限があるので注意が必要です。 商工会議所でアドバイスが受けられるので、不明点があれば気軽に問い合わせてみましょう。
ECサイトのリニューアルは、売上拡大や業務効率化のために必要不可欠です。
リニューアルを成功させるためには、目的・目標を明確にし、UI・UXを重視した顧客目線のデザインを採用することが重要です。 また、現場の声を取り入れ、将来的な事業規模を考慮することで、長期的に使えるECサイトを構築できます。
リニューアル前後のお知らせは、サイト上だけでなくメールでも発信し、ユーザーの混乱を避けるように努めましょう。 補助金の活用も検討し、コスト面での負担を軽減することをおすすめします。 ECサイトのリニューアルは大変な作業ですが、適切な準備と実行により、ビジネスの発展につなげることができるでしょう。
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