SEARCH BY CATEGORY

カテゴリから記事を探す

Webマーケティング手法
ツール・プラットフォーム
課題
閉じるボタン
メニューボタン

ネットショップ開業11のステップと利用できる助成金・おすすめサービス4選を解説

2026/8/4
EC・通販・ネットショップ

「ネットショップを開業したいんだけど、方法がわからない」とお悩みの方はいませんか?

近年需要が高まっているネットショップ運営を副業にしたいと考える方もいるでしょう。

本記事では、ネットショップ開業について11のステップと利用できる助成金、そしておすすめのサービスを5選解説します。

ネットショップを開業するなら知っておくべき基礎知識

まずは、ネットショップを開業する上で、知っておくべき知識を解説します。

ネットショップとECサイトの違いは?

ネットショップとECサイトは似ているようで意味が異なるとご存じでしょうか。

ネットショップとは、一般的に個人や企業がインターネット上で商品を販売するための専門店を指します。一方、ECサイトとは、Electronic Commerceの略で、インターネットを使用した全般的な電子商取引を意味します。

ネットショップECサイト
定義自社製品を販売する店舗さまざまな業者が商品を販売するマーケットプレイス
自社ブランドのオフィシャル通販サイトAmazon, Rakuten等

ネットショップは、比較的自由な表現やブランディングができて、ECサイトには規模の大きさからくる集客力があります。どちらを選択するかはビジネスモデル次第です。

ネットショップと実店舗の違いは?

ネットショップと実店舗、それぞれの運営形態には大きな違いがあります。

その主な違いは次のとおりです。

ネットショップ実店舗
稼働時間24時間営業可能定められた営業時間内
立地問わない立地が重要
集客手段SEO・SNSなどのネット広告人通り・広告・TVCMなど
開店費用低め高め(物件費用など)
在庫管理デジタル化できる物理的なスペースが必要

ネットショップは、24時間365日無休で商品を提供できて、立地を問わずに営業ができます。対して実店舗は、営業時間や立地が商品の売上に直結します。

また、ネットショップではSEOやSNS等のデジタルマーケティングで集客を行い、在庫管理もデジタル化しやすいというメリットが挙げられるでしょう。

ネットショップ開業にかかる費用

ネットショップを開業する際、あらかじめ把握しておくべき費用があります。

まず、運営に必要な「固定費」です。ネットショップ運営プラットフォームの料金、サーバーやドメイン費用、決済サービス手数料などが含まれます。

例えば、ネットショッププラットフォームの月額料金は、初心者向けのものであれば数千円から、大規模な店舗向けのものでは数万円まで幅が広いです。

次に「初期費用」です。これはショップ開設時にかかる費用で、商品の仕入れ費用、ショップのデザイン費用、商品写真撮影費用などがあります。

また、「広告費」も考慮する必要があります。SEO対策やSNSマーケティングだけでなく、有料の広告を出稿する場合も予算に含めるべきでしょう。

事前に必要な費用を見積もっておけば、開業直前になって「この費用はどうしよう」と焦らずに済みます。

ネットショップを開業する3つのメリット

次はネットショップを開業する3つのメリットを解説します。

1.海外・全国どこでも販売できる

ネットショップの最大のメリットは、地域や時間を問わずに商品を販売できる点です。具体的には、全国どこでも、さらには海外にも販売範囲を広げられます。

例えば、実店舗では地元の顧客しか対象にできませんが、ネットショップならば北海道から沖縄、海外まで、全国どこにいる顧客にも商品を届けられる点がメリットです。

海外向けの場合は、外国語に対応した商品説明や海外配送サービスを利用すれば、海外の顧客にもアプローチ可能となります。

ネットショップ開業は、商品の魅力を全世界に届けるチャンスを得られるメリットがある点や、多様なカルチャーやニーズに触れることで、新たなビジネスのアイデアや改善点を見つけ出す機会にも繋がります。

2.実店舗よりも初期費用や維持費用がかからない

ネットショップの開業は、実店舗に比べて初期費用や維持費用が少なくて済む点が挙げられます。

まず、実店舗では不可欠となる賃貸料や内装費用、電気代などの固定費がかからないため、開業に必要な費用を大幅に抑えられる点がメリットです。

また、ネットショップの運営には、ホスティング料やデザイン料、システム維持費などが必要となりますが、これらも実店舗の初期投資や運営コストと比べると格段に安価となるケースが多いでしょう。

つまり、ネットショップは少ない初期投資でビジネスを始められて、売上が伸びれば伸びるほど、その利益率も高まるというメリットもあります。

3.年中無休・24時間利用できる

ネットショップは「年中無休・24時間利用可能」です。これはネットショップの大きな利点であり、顧客の購買意欲が高まる時間帯に限らず、いつでも商品を購入できるため、売り上げを伸ばすきっかけにもなります。

例えば、働く顧客が多い場合、昼間の時間帯ではなく、夜間や休日に購買が集中する可能性が考えられます。そのような状況でも、ネットショップであれば営業時間を気にせず、顧客は自由にショッピングを楽しめるのです。

また、地方や海外からなど地域や国を問わない幅広いアクセスにも対応可能です。これにより、購入者層を地元や国内に限定せず、全国、さらには世界中から注文を受けられるというメリットもあります。

24時間営業ができるネットショップは、実店舗と比較してより多くの顧客と接触するチャンスを生み出します。

以上のことから、ネットショップ開業は、顧客の利便性を高め、広範な購買者層を獲得する可能性を秘めたビジネスモデルであるといえるでしょう。

ネットショップを開業する3つのデメリット

次はネットショップを開業する3つのデメリットを解説します。

1.ネット上のトラブル(サーバダウン・クレジットカード情報の不正利用など)のリスク

ネットショップを運営する上で避けられないのが、ネット上のトラブルです。その中でも特に頭を悩ませるのがサーバーダウンとクレジットカード情報の不正利用でしょう。

サーバーダウンは、顧客がショッピングしたいときにスムーズな利用ができなくなります。

この状態が発生、また長時間化すると、顧客は商品を購入できなくなり、売上げに直接的な影響を及ぼします。さらに、頻繁にトラブルが発生すると、信用失墜につながる可能性もあるでしょう。

また、近年ではクレジットカード情報の不正利用も深刻な問題です。オンラインでの取引は便利さが魅力ですが、それと同時にセキュリティの問題も伴います。

顧客の大切な情報が漏えいし、それが不正利用されてしまうと、企業の信用は大きく失墜します。

これらのリスクを避けるためには、信頼性の高いサーバー選定や、日常的にセキュリティ対策を怠らない意識と行動が重要です。

2.商品の良さを伝える工夫が必要

ネットショップは、実店舗と異なり、顧客が商品を直接手に取って確認できません。

そのため、商品の良さを伝えるための工夫が必要となります。

しっかりと商品の良さを伝えるためには、まず、商品写真は可能な限り明瞭で鮮明なものを用意し、角度や照明、背景なども工夫するなど、商品の魅力を最大限に引き立てられるよう意識してください。

その次に、商品説明文は詳細かつわかりやすい説明を心掛けます。特に、商品の特徴、使い方、サイズ、材質など、購入者が知りたい情報を充分に提供できているかを入念に確認します。

また、動画を活用して商品の使い方や機能を実際に見せるのも効果的です。これにより、購入者は商品のイメージをより具体的に把握できます。

きめ細やかな工夫により、購入者は目や耳で商品の良さを理解し、購買意欲の喚起につながるのです。

3.SEOやSNS活用など集客戦略が必要

ネットショップ開業には、多くの利用者に自店の存在を知ってもらう集客戦略が不可欠です。

そのためには、幅広い顧客をつなぐSEO対策とSNS活用は必須となります。

SEO対策は、検索エンジンで自店が上位表示されるような工夫を指します。例えば、商品ページのタイトルや説明文に、潜在顧客が検索しそうなキーワードを盛り込むなどが挙げられるでしょう。

では、どのようなポイントを意識すれば良いのか、下の表をご覧ください。

SEO対策のポイント解説
キーワード選定あなたの商品を検索する際に顧客が入力しそうなキーワードを考え、使用する。
内部リンク自店のページ内で相互にリンクを張り、訪問者の滞在時間を伸ばす。
コンテンツ充実有益な情報を提供することで回遊を促し、SEO対策につなげる。

注意点として、SEO対策は年々変化しています。去年は効果的だったものでもGoogleのメンテナンスなどによっては意味をなさなくなるケースも考えられるでしょう。

そのため、SEO対策にはSNSを活用した商品プロモーションを組み込むなど、時代に適した方法を取り入れられるよう情報のリサーチは欠かさないようにする必要があります。

またSNSを活用する際は、フォロワーとのコミュニケーションも大切です。

ネットショップ開業の11ステップ

ステップ1.ビジネスプランの作成

ネットショップ開業の最初のステップは、ビジネスプランの作成です。

ビジネスプランをイメージ・作成する際は以下5つの要素を考えてみましょう。

  1. 事業概要:何を売るのか、どんな顧客に向けて販売するのか明確にします。
  2. 市場分析:競合他社の調査や、自社の強み・弱みなどを分析します。
  3. 販売戦略:商品価格、販売促進方法、配送方法などを決めます。
  4. 運営計画:日々の運営体制や人材計画、仕入れ先の選定などを計画します。
  5. 財務計画:初期費用や運営費用、見込み売上などの財務に関する計画を立てます。

以上の要素をまとめてビジネスプランを作成すればスムーズにネットショップの開業が進められます。

ステップ2.販売商品の選定

ステップ2は、販売商品の選定です。

まず、自己の興味・知識がある商品カテゴリをリストアップし、その中から需要があると考えられる商品をピックアップします。

次に、競合他社の商品ラインナップや価格設定、顧客レビューを調査し、自店の差別化ポイントを見つけ出してみましょう。

商品選定に際しては以下の3点を意識すると良いでしょう。

  1. 自分の興味・知識がある商品
  2. 市場の需要と競争状況
  3. ブランドイメージとの一致

ビジネスプランと販売商品の選定は、ネットショップ開業を成功させるための重要なカギです。

実際にネットショップを開業して成功している方々のブログやSNSを参考にして入念に選定しましょう。

ステップ3.仕入れ先を検討する

ステップ3は、商品の仕入れ先を検討します。

ネットショップの運営で利用される仕入れ先には次のものが挙げられるでしょう。

  1. ネットの仕入れサービスを利用する
  2. メーカー・作家と直接交渉する
  3. 海外から輸入する
  4. 卸売問屋・問屋街で仕入れる
  5. ドロップシッピング

それぞれについて詳しく解説していきます。

ネットの仕入れサービスを利用する

ネットの仕入れサービスを利用するメリットは2つあります。

1つ目は、自宅にいながら全国、場合によっては海外の商品を比較検討できる点、2つ目は、店舗を訪れる手間を省いて商品を仕入れられるため、時間的にも経済的にもコスト削減に繋がる点です。

例えば、「スーパーデリバリー」や「Palms(パームス)」などは、日本国内外のさまざまな商材を取り扱っているネットの仕入れサービスです。これらのサービスをうまく利用すれば、自店舗の品揃えを充実させられます。

ただし、商品の品質や納期などは自身で管理する必要がありますので、それぞれのサービスの特性を理解した上でサービスを選定しましょう。

メーカー・作家と直接交渉する

商品の仕入れ方法として、メーカーや作家と直接交渉する方法もあります。

直接交渉は、商品の品質やデザインなどについて、製造者と話し合えるため、自店舗のブランドイメージに合った商品を仕入れやすくなる点がメリットです。

例えば、地元の陶芸家や手作りアクセサリーの作家と提携し、オリジナル商品を取り扱うことも可能です。また、直接取引であれば、中間業者を通さないためコスト削減にもつながります。

ただし、直接取引の場合、契約内容や納品スケジュールなどをしっかりと確認し、双方が円滑にコミュニケーションを取りながらビジネス運営を進められるよう意識してください。

海外から輸入する

ネットショップを開業するにあたって忘れてはならないのが「ライバルの存在」です。

エンパワーショップ株式会社の調査によると、国内にあるECサイト・ネットショップの実稼働店舗数は2023年6月時点で456万店舗以上となっており、誰もが販売しているような商品で売上を上げるのは難しい現状があります。

※出典:エンパワーショップ株式会社

ではどこで、どんな商品を仕入れるべきかと悩んでしまう方は「海外からの輸入」がオススメです。

海外からの輸入は、海外メーカーと契約し、商品を日本に持ち込む仕入れ方法が一般的で、まだ日本ではトレンドになっていない独自性の高い商品を仕入れられる可能性があります。

また海外の通販サイトから商品を仕入れる方法もあるでしょう。

ただし、輸入ビジネスは輸入税・関税や通関手続きなど、独特の知識と手続きが求められます。

また、商品が海外からの直接輸入の場合、配送期間が長くなる可能性も考慮する必要があるため、事前にどのような手続きが必要で、消費税や法規制はどうなっているのかを確認する必要があります。

しかし、初めて海外から輸入を試みる方にとっては少々レベルの高い方法であるため、専門の輸入代行業者に依頼するのも1つの手段と言えるでしょう。

卸売問屋・問屋街で仕入れる

ネットショップで販売する商品はなるべくコストを抑えたいと考えている方は、卸売問屋や問屋街での仕入れ方法もオススメです。

卸売問屋は、商品を大量に仕入れ、小売り業者に対して販売を行っています。そのため、一度に多くの商品を仕入れることで単価を下げ、利益率を上げられる可能性があります。

一方、東京・大阪の日本橋にある問屋街では、一般消費者よりも安い価格で多種多様な商品を仕入れられる可能性があるため、お近くにお住まいの方や旅行ついでに立ち寄っても良いでしょう。

ただし、卸売問屋や問屋街での仕入れには、大量購入が前提となる場合が多いため、在庫管理の視点からも慎重な判断が求められます。

ドロップシッピング

ドロップシッピングは、在庫リスクを抑えてネットショップを運営するための方法の1つで、商品を自社で在庫せず、仕入れ先から直接消費者に送付する形態を指します。

具体的な流れは、次のとおりです。

  1. ネットショップで注文を受ける
  2. その注文情報を仕入れ先に連絡する
  3. 仕入れ先が商品を消費者に直接配送する

この方法なら、自社で在庫を持つ必要がないため、倉庫などの準備費用もかからず、手軽に商品販売ができます。

ただし、配送状況や品質管理などは仕入れ先に依存するため、信頼できるパートナー選びが重要です。

ステップ4.必要な届出の実施

ステップ4は必要な届出の実施です。

ネットショップの開業にあたって、まず確認すべきなのが、必要な届出といえます。

それぞれの事業内容によって異なりますが、一般的には以下の3つが該当します。

  1. 法人化する場合の登記:事業内容によりますが、株式会社や合同会社などを設立する場合は、法務局に届出る必要があります。この際、必要な書類や費用などを確認しましょう。
  2. 飲食物を販売する場合:食品衛生法に基づき、保健所への届出が必要です。具体的な手続きは都道府県や市町村により異なるので、事前に確認しておきましょう。
  3. 特定商取引法に基づく表示:ネットショップでは、特定商取引法に基づき、事業者の名称や連絡先などを明記する必要があります。これを怠ると法的な問題につながる可能性があるので注意が必要です。

どのような届出が必要なのかを事前に調べ、適切に提出してネットショップ開業をスムーズに進められるよう意識することも大切です。

ステップ5.販売許可を取る

ステップ5は販売許可を取る、です。

ネットショップで取り扱う商品によっては、販売許可が必要となるケースがあります。

例えば、飲食品、化粧品、医薬品などを扱う場合、関連する法律や条例に従い、許可や登録を行う必要があります。

一例として、飲食品を販売する場合、保健所への営業所登録が必要です。

その際、具体的な販売計画や衛生管理についての説明書等を準備し、指定の書類とともに提出する必要もあります。

また、化粧品を販売する場合には、厚生労働省への製造販売届出が必要となる場合があります。必要な書類は、化粧品の成分表や製造工程表、製造販売に関する規程等が該当するでしょう。

このように、販売する商品ごとに法令遵守が求められる可能性があるため、取扱商品を決めたら必ず確認し、許可を得るのを忘れないようにしてください。

ステップ6.出店方法を決める

ステップ6は、これから多くの顧客を迎えるネットショップの出店方法を決定します。

ビジネススタイルや予算、時間などを考慮し、自社での運営かマーケットプレイスを利用するかを検討しましょう。近年注目を浴びている出店方法は次の2つです。

出店方法詳細
ASP型カート会社が提供するプラットフォームを利用して出店するタイプ
モール型複数のブランドや店舗が1つの大きなサイトとして集まり出店するタイプ

ASP型は、プラットフォームに必要なシステムや機能が備わっているため、サーバーの用意など面倒な準備・手続きを省いて出店できます。

一方モール型は、楽天市場やAmazonなどのように、複数のブランドや店舗が1つのサイト内へ集まって出店します。

初めてネットショップを開業する場合は、ASP型の方が準備〜運営までスムーズに進めやすいでしょう。

ただ、モール型の方がASP型よりも知名度が高く、集客率の回転は早くなるため、どちらが適しているかはビジネスプランによって異なる可能性があります。

ステップ7.決済方法や配送方法を決める

出店準備が整ったら、次はステップ7、顧客にとって利用しやすい決済方法と配送方法の選択です。

ECサイトで起こり得る問題「カゴ落ち」を回避するためには、顧客ファーストで何事も検討し、実行していく必要があります。

一般的には、クレジットカード決済や銀行振込、コンビニ決済、代金引換が多く、最近ではデジタル決済サービス(PayPay、LINE Payなど)の利用も増えています。

次に配送方法ですが、日本郵便のゆうパック、佐川急便、ヤマト運輸など、配送業者を選びます。

ただし、それぞれの配送業者には料金やサービス内容の違いがありますので、商品の特性や価格、顧客の利便性を考慮し選んでください。また、配送料無料の設定や時間指定の可否なども決めましょう。

ステップ8.ネットショップを作成する

ステップ8では、ネットショップの作成です。

まずは、ネットショップ建設に適したプラットフォームを選びましょう。

使用料金、操作性、機能性などを比較検討し、自社に合ったものを選択します。

ネットショッププラットフォームの選定が終わったら、次にショップのデザインです。

ここでは、ショップのブランドイメージを反映させるため、デザインは重要な要素となります。使いやすさを考慮し、顧客がスムーズに商品を購入できる設計にしましょう。

また、顧客に商品の魅力を伝えるためには、鮮明で魅力的な写真が必要です。

プロのカメラマンに依頼するか、自社で撮影するかは、予算や商品の特性によります。

以上のステップを踏んで、ネットショップの基盤づくりを進めていきましょう。

ネットショッププラットフォームの選定

ネットショップを開業するにあたり、最初に選定するべきは適切なネットショッププラットフォームです。各プラットフォームは、費用や機能、デザインの自由度などに差があります。

以下に、主なプラットフォームを比較した表をご紹介します。

プラットフォーム初期費用月額費用
BASE無料無料
※有料プランもあり
初心者にオススメ
カラーミーショップ無料or3,000円無料
※有料プランもあり
高度なデザインカスタマイズ
STORES無料無料
※有料プランもあり
ネットショップ開業に必要なサービスが充実
メルカリShopsメルカリ内でショップが作れる

それぞれの特性を理解し、ビジネスモデルや商品に合わせて最適なプラットフォームを選ぶことが大切です。

ショップのデザイン・商品の写真撮影

ショップのデザインは、顧客がショップへ訪れた際に直接目に触れる部分です。魅力的で使いやすいデザインほど、お客様の購買意欲を引き立てる効果が期待できます。

一貫性のある色使いやフォント選び、直感的なメニュー構成など、ユーザビリティを意識したデザインを心掛けましょう。

また、商品の写真撮影も重要な要素です。良質な商品写真は、購入者に商品の魅力を伝える直接的な手段となります。

クリアで鮮明な画像は商品を見やすくするために必須で、可能であれば商品の使用イメージや詳細部分のクローズアップ写真も掲載しましょう。

自身で撮影する場合は、光の当たり具合や背景を意識すると良いです。プロに依頼することも1つの手段です。

以上の点を踏まえ、ユーザーにとって魅力的なショップ作りを目指しましょう。

ステップ9.支払い・配送方法の設定

ステップ9は、支払・配送方法の設定です。

ネットショップ開業において重要なのが、顧客がスムーズに商品を購入できる「支払い方法」の設定と、商品が確実に届く「配送方法」の設定です。

まず、支払い方法の設定についてです。ネットショップでは一般的に、クレジットカード決済や銀行振込、コンビニエンスストア決済などがあります。

利用者の利便性を考え、複数の支払い方法を用意できると良いでしょう。

次に、配送方法の設定です。宅配便、クロネコヤマト、ゆうパックなどの配送業者を選び、料金設定や配送エリアの設定を行います。

また、商品の大きさや重量によって送料が変わるため、適切な設定が必要です。

これらの設定は、顧客がスムーズに購入し、快適に商品を受け取るために大切な作業となります。

ステップ10. ショップのオープン・宣伝

ステップ10は、ショップのオープン・宣伝」です。まずは、ショップの準備が整ったら、いよいよオープンです。しかし、オープンしたからと言って、すぐに多くのお客様が訪れるわけではありません。

ショップの知名度を上げるためには、さまざまな宣伝活動が不可欠です。SNSを活用して商品やセール情報を発信したり、広告サービスを利用してターゲットとなるユーザーに対してPRを行ったりします。

また、SEO対策も重要なポイントで、適切なキーワードを設定し、検索エンジンからの流入を増やす工夫も必要です。ただSEOは年々変化するため、定期的にトレンドや変化をチェックし、対応できるようにしましょう。

これらの宣伝活動は、ショップの売上向上に直結する重要なステップです。初めての開業となる場合は、宣伝方法についても事前にしっかりと調査しておくことをおすすめします。

ステップ11.売上分析・改善

ステップ11は売り上げ分析と改善です。

ネットショップを運営する上で、売上分析と改善は必須のステップです。開業後は常にデータを見つつ、何がうまく行っているのか、また何が改善が必要なのかを検討しましょう。

まずは、Google Analyticsなどのツールを使って訪問者の行動や購入傾向を把握します。具体的には、どの商品がよく売れているのか、どのページから離脱しているのか、どんなキーワードで訪れているのか等を確認します。

次に、その分析結果を元に改善策を立てます。例えば、離脱率が高いページはその原因を分析し、デザイン変更や説明文の見直しなどの改善を試みることが1つです。

また、特定の商品がよく売れている場合、その商品を前面に出す、関連商品を充実させる等も有効です。

ネットショップ開業で重要なのは「PDCAサイクル」を回すことです。Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)を繰り返し、ショップの成長を促進させましょう。

ネットショップ開業に利用できる助成金3選

次はネットショップ開業に利用できる助成金を3選解説します。

1.中小企業IT導入補助金

中小企業IT導入補助金は、中小企業がITを活用し、生産性の向上を図るための助成金制度です。

この制度は、ネットショップ開業に必要なシステム開発やウェブサイトの構築、ネットショップ運営に必要なITツールの導入等を補助します。

対象となるのは、中小企業・小規模事業者で、新たにITツールを導入しようとする事業者です。

IT導入にかかる費用の一部を国が補助します。

補助内容詳細
補助率2分の1~4分の3
上限額450万円

申請には事業計画書が必要となりますので、導入前の準備が必要です。予算配分も先着順となるため、早めに申請できるよう助成金の存在を忘れずに。

この助成金を活用し、初期投資を抑えられれば、ネットショップ開業成功の一歩へと導いてくれるでしょう。

2.女性・若者の起業支援補助金

女性・若者/シニアの起業家支援補助金(日本政策金融公庫)は、新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方のうち、女性または35歳未満か55歳以上の方が利用できる融資制度(貸付)です。融資限度額は7,200万円です。(※「補助金」ではなく返済が必要な「融資」です)

補助内容詳細
補助率
上限額7,200万円(うち運転資金4,800万円)

ただし、この補助金は申請者の競争率が高いため、事前の準備と計画が重要となります。

具体的な事業計画をしっかりと立て、その上で自己負担額と必要経費を明確に把握しておきましょう。

3.小規模事業者持続化補助金


小規模事業者持続化補助金は、日本国内で提供されている中小企業や小規模事業者を対象とした補助金の1つです。

この補助金は、事業者が「販路開拓」や「業務効率化」のために支出した場合に適用されるもので、経営の持続性を高めるために必要な経費や設備投資をサポートするために提供されています。

補助内容詳細
補助率3分2
上限額50万

持続化補助金は、小規模事業者が事業を持続し、成長するための貴重な資金支援手段の1つです。ネットショップ開業時の大きな負担を軽減できるでしょう。

ネットショップ開業を失敗しないためのポイント5つ

次はネットショップ開業を失敗しないためのポイントを5つ解説します。

1.連絡先はユーザーにわかりやすい位置に記載する

ネットショップを利用する顧客が問い合わせたい時やトラブルに遭遇した時、迅速に対応するためにも、連絡先は顧客にわかりやすい位置に記載しましょう。

具体的には、Webサイトのフッター(最下部)や、「お問い合わせ」ページなど、一般的に情報を探しやすいとされる箇所への記載がオススメです。

また、記載方法も電話番号、メールアドレス、問い合わせフォームへのリンクなど、複数の方法を掲示すると、ユーザーの利便性はさらに向上します。

2.特定商取引法に基づく表記を忘れない

ネットショップを開業する際には、特定商取引法に基づく表記が必須となります。

これは消費者保護の観点から、商品の価格、送料、返品に関する情報などを明確に伝えるためのものです。

具体的には以下のような項目を表示する必要があります。

  1. 販売業者の名称(個人の場合は氏名)
  2. 代表者の氏名
  3. 事業所の所在地
  4. 電話番号
  5. メールアドレス
  6. 商品価格(税込みか税抜きか明記)
  7. 送料
  8. 商品代金以外に必要な料金
  9. 支払い方法
  10. 商品の引き渡し時期
  11. 返品に関する特約に関する事項

これらの情報は顧客が商品を購入する前に、必ず確認できる位置に掲載するようにしましょう。

また、特定商取引法に違反すると、運営者に対して罰則が科せられる可能性がありますので注意が必要です。

3.海外から商品を仕入れる際は輸入関税にも注意

ネットショップ運営において、海外からの商品仕入れは多くのメリットがあります。多様な商品ラインナップやコスト削減など、ビジネスチャンスを広げる要素となるからです。

しかし、海外からの輸入では商品の種類や価格によって、関税の金額は変わります。例えば、アパレル製品(衣類)の関税レートは品目により異なり、一般的には8〜13%程度です(例:繊維製のコート・ジャケット・ズボン・スカートは8.4〜12.8%、シャツ・肌着は7.4〜10.9%)

また、輸入商品の課税価格の合計が1万円以下の場合は関税・消費税が免除されます(つまり、1万円超で消費税が発生します)。10万円という基準はありません。これらのコストは、初期の仕入れコストに含まれるため、商品の価格設定や利益計算に影響を与える可能性が考えられるでしょう。

そのため、海外からの商品仕入れを考える際は、関税について正確に理解し、そのコストを商品価格に反映させることが大切です。これにより、意図しない損失を防ぎ、適切な利益を確保することが可能となります。

出典:

税関「1204 主な商品の関税率の目安(カスタムスアンサー)」

税関「1006 課税価格の合計額が1万円以下の物品の免税適用について(カスタムスアンサー)」

4.月々の固定費をなるべく抑えられるよう工夫する

ネットショップの経営で、収益性を左右する大きな要素の1つが月々の固定費です。

ネットショップを開業して成功へ導くためには、月々の固定をどう抑えるかも重要となります。

1つ目の方法としてネットショップ運営サービスの選び方を考えます。

例えば、初期投資が少なく、月額費用も抑えたサービスを選択すれば、結果的に固定費を節約できます。

また、在庫管理も重要なポイントです。在庫を抱えることは、商品が売れないリスクだけでなく、倉庫代や在庫費用といった固定費を増やす原因となります。

この問題を解消するためにドロップシッピングの利用も検討するべきでしょう。

以上のように、サービスの選び方や在庫管理に工夫を凝らすことで、月々の固定費を抑え、ネットショップの収益性向上が期待できます。

5.在庫は極力持たないようにする

在庫は、ネットショップ開業時に頭を悩ませる1つの要素です。特に初期段階では、販売数の見極めが難しいため、多くの在庫を抱えると資金繰りが苦しくなる可能性があります。

そこでおすすめなのが、先ほども解説したドロップシッピングという方法です。

商品を自社で在庫せず、受注があった時点で仕入先に商品の発送を依頼する形態をとれば、大量の商品を一気に仕入れる必要や、在庫を管理する場所をキープする必要もありません。

また自分で在庫を抱える必要がないため、多種多様な商品を扱う機会にも利用できるでしょう。

ただし、ドロップシッピングでも商品の品質管理は重要です。顧客満足度を保つためにも、信頼性のある仕入先選びが必要となります。

ネットショップ開業におすすめのサービス5選

次はネットショップ開業におすすめのサービスを5選解説します。

1.ベース(BASE): 初心者でも始めやすい

BASEは、初心者でも簡単にネットショップを開業できるプラットフォームです。

ユーザーフレンドリーな操作感と分かりやすいインターフェースが特徴で、商品登録やショップデザイン、決済方法の設定などが手軽に行えます。

また、無料から利用できるプランがあるため、資金面での負担も少なく始められます。さらに、SEO対策機能やSNS連携機能なども充実しており、集客に必要な工夫をサポートしてくれる点も魅力です。

使いやすさと機能の充実度から、これからネットショップを開業したいと考えている初心者には、特におすすめのサービスとなっています。

サービス名BASE
費用かかる費用は、売れたときの手数料のみ※決済手数料2.9%〜3.6%
SEO対策
SNS連携

2.カラーミーショップ:高度なデザインカスタマイズが可能

カラーミーショップは、ネットショップ開業者にとって優秀なパートナーとなるサービスです。

その理由の1つが、高度なデザインカスタマイズが可能である点です。

商品ページやトップページなど、各種ページのレイアウトを自由にカスタマイズできます。専門的な技術は不要で、直感的な操作でデザインの調整もできます。

これにより、オリジナリティ溢れる店舗づくりが実現します。

また、豊富なデザインテンプレートも用意されており、自分の好みや商品特性に合わせて選択できます。

これにより、初めてショップ開設する方でも安心して使えます。

さらに、SEO対策なども容易に行える機能が充実しているため、集客効果も見込めるでしょう。

ネットショップ開業時には、ぜひともカラーミーショップの利用を検討してみてください。

サービス名カラーミーショップ
費用初期費用:無料月額費用:980円〜
SEO対策
SNS連携

3.STORES:ネットショップ開業に必要なサービスが充実

STORESは、初期費用や月額費用が無料、つまり低コストでネットショップを開業できるサービスです。完全レスポンシブ対応で、スマホやタブレットからの閲覧でも見やすいデザインになっています。

また、商品登録数無制限、豊富なテンプレート、クレジットカード決済やコンビニ決済など多様な決済方法に対応してくれる点や、SEO対策機能も充実しており、集客に役立つでしょう。

ネットショップ開業に必要なサービスが充実しているため、「STORES」は初心者から経験者まで幅広く利用できるサービスと言えます。

サービス名STORES
費用基本無料
SEO対策
SNS連携

4.メルカリShops:メルカリ内でショップが作れる

メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」内で独自のネットショップを開設できる新しいサービスです。

このサービスを利用すると、メルカリの既存利用者をターゲットに商品を販売できます。

また、メルカリShopsでは、商品の出品・管理や発送など、基本的なネットショップ運営に必要な機能が一通り揃っているため、初めてのネットショップ開業へ大いに役立ってくれます。

ほかにも、メルカリが提供する安心・安全な取引環境でビジネス展開できる点も魅力と言えるでしょう。

サービス名メルカリShops
費用
SEO対策
SNS連携

まとめ

本記事ではネットショップ開業のステップや、利用できる助成金、そしてオススメのサービスを解説しました。ネットショップ開業は資格を持たず、誰でもチャレンジできる点が魅力です。

今、新しい何かにチャレンジしようとネットショップ開業を検討している方は、本記事を参考に「ネットショップ開業の成功」と「売上アップ」を目指して頑張りましょう。

コストダウン・円滑なEC・従業員満足度UPを実現するECツール「返品くん」

ECを運営する中で、このようなお悩みはありませんか?

  1. 急いでECを始めたけど、相変わらず売り上げは店舗メイン
  2. ECを流入するユーザーは増えたが、かご落ちが多く効果的に運用でいていない
  3. 返品、交換の対応が煩わしく重要な業務へのリソースが削られてしまう

返品くん」は返品、交換業務をシンプルにし、円滑でストレスのないEC運営を実現させます!

返品くんを導入すると、月平均30時間かかる返品・交換作業が1/10のたった3時間まで削減可能。

顧客管理をコストダウンでき、伝票など紙ベースの作業も簡略化できることで、CS対応メンバーの満足度向上にもつながります。

世界的スニーカーブランドも返品くんを導入しており、導入前は日常的に返品・交換業務(メール、電話)が発生し、フルタイム4人体制でした。

返品くん導入後は、返品くん経由での問い合わせが全体7割となり自動化と返品・交換の省力化が 進み、CS体制4名から1名に。

3名はお問い合わせ業務ではなく、売上や顧客ケアをするアウトリーチ(攻めるCS)に従事して円滑なEC運営を実現しています。

従業員も顧客も満足なEC運営を実現する「返品くん」。まずはお気軽にお問合せください。

返品くんの詳細はこちら

RELATED ARTICLES

関連記事

3Dセキュアでカゴ落ち急増?売上を守る7つの原因別対策と機会損失を防ぐ最終手段

2026/1/25

EC・通販・ネットショップ

法人のAmazon出店戦略!成功するための5つのポイントとは

2024/9/29

EC・通販・ネットショップ

楽天出店で後悔する5つの理由とは?失敗する人の共通点と利益を守る「守り」の戦略

2024/9/29

EC・通販・ネットショップ

TikTokショップの安全性は?出店リスクと信頼を勝ち取る販売戦略を徹底解説

2025/11/29

EC・通販・ネットショップ

【2026年最新】ネットショップ開業の完全ガイド!初心者でも失敗しない8ステップとおすすめサービス比較

2026/1/11

EC・通販・ネットショップ

クラウドECとは?ASPとの違いや5つのメリット・注意点を解説

2024/8/1

EC・通販・ネットショップ

SEARCH BY CATEGORY

カテゴリから記事を探す

Webマーケティング手法
ツール・プラットフォーム
課題
@2023 NextLab inc. All rights reserved.

返品くん ECナビをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む